校長挨拶

 

「しなやかに生きて行こう」  

       ~ 新生、北海道 岩見沢東高等学校 Since 2025 ~
 令和7年度4月、空知の大地に、新生北海道岩見沢東高等学校が生ま れました。開校までには数え切れないほどのご苦労があったと聞いております。多くの方々の想いが交差し話し合いに話し合いを重ね、生まれた新設校です。これまでの先人が積み上げてきた歴史と歴史、文化と文化、想いと想い、希望と希望、誇りと誇り、苦楽と苦楽、哀歓と哀歓を掛け合わせ、新たな学校を創る、それが新生北海道岩見沢東高等学校 Since 2025です。

 今世界は形容しがたいほどの動きの中にいます。「激動の」ということばは、数百年前から世相を表現する言葉として使われてきました。今は過去の「激動」以上のものではないでしょうか。至るところで、形容しがたい動きやその片鱗が見え隠れし、表面だけでなく構造的にも大きなうねりとなって複雑化しながら、この世を変えています。本校の君たちへの願いは、この世そして未来を力強く生きていってほしい。そのための力を身に付けてほしい。その願いを込めて我々が使う言葉が「しなやかさ」であります。新生岩東の校歌の最後が「しなやかに生きて行こう」です。この「しなやかさ」の定義は、通常次の二つです。

「しなやかさ」 ≒ ① Supple (しなやかに動く、柔軟な) 

          ②Graceful (優雅な、エレガントな)

 優雅でエレガントというのは、ある種のAesthetics(美学)が必要です。つまり、美と芸術に対するある種の哲学が必要とされています。多くの美と芸術に触れ、自分の美や芸術に触れたことで生まれる感性を楽しみながら自分なりの哲学を産みだしていきましょう。
 ただ、日本人がこの「しなやかさ」という言葉を使う際には、これだけではありません。実は次のニュアンスが含んでいます。

③ Resilient (回復力/復元力/立ち直る力のある) ※ 私独自の意訳は、「打たれ強い」

つまり、「しなやかさ」には、柔軟さに優雅さに加え、そして、レジリエンス(打たれ強さ)の意が含まれているのです。
 目標設定した人にとっての宿命とは何か。それは、壁が目の前に現れる、ということです。大小、多寡にかかわらず、現れます。準備をしてしなやかに乗り越えることもあれば、ぶつかることもあるのです。毎日懸命に速度をあげて走っている人はぶつかることも多い。その都度、落胆したり、落ち込んだり。しかし、そこを乗り越えていくことが学びでありチャレンジであり、自己実現なのです。折れても立ち上がる。折れても立ち直る。強いレジリエンスが最大の武器となります。もがいているときは優雅じゃないかもしれません、エレガントでもないのかもしれません。しかし、泣いてもがいた後に、笑顔で立ち上ってくる。その姿勢と強さが、まさに優雅であり、しなやかなのです。

 新生北海道岩見沢東高等学校は、君が成長する仕掛けと機会をこれでもかというほどに提供し、教職員が伴走していきます。生徒の皆さん、しなやかに学びを楽しみましょう。プロセスを共に楽しみましょう「心躍る日々をともに創っていこう、しなやかに生きて行こう」じゃありませんか。

       令和8年4月8日
       新生北海道岩見沢東高等学校 第2代校長 俵谷 俊彦

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