北海道ヤングケアラー相談サポートセンターの 加藤 高一郎 様 を講師に招き、全校生徒を対象にヤングケアラーへの理解を深めるための生徒向け講座を開催しました。
ヤングケアラーについて、知らなかったという人が大多数、知っていたという人も言葉だけ知っていたという人がほとんどで、その意味を知っている人はごく少数でしたが、一様に「話を聞けてよかった」「知ることができてよかった」「役に立った」「ためになった」という感想を述べていました。一部ですが、生徒の感想をご紹介いたします。
「誰かに話したり相談したりすることが、とても大切なことだとわかりました。」
「自分が壊れないようにするためには、しゃべれる人にしゃべって、メールやSNSで伝えることで楽になる、という話が心に残りました。」
「友だちや仲間のために声をかける、聞いてあげることが大事で、自分もできることはしてあげたいと思いました。」
「事情があっても後悔のない選択をした方がよいということなど、大切なことが知れました。」
「相談できる人がいることの大切さや、自分の人生の責任者は自分だ、という先生の言葉にその通りだと思いました。」
「自分の友人の中にもヤングケアラーがいるので、その人がいつでも頼ることが出来るような関係を築いていきたいと思いました。」
「ヤングケアラーの人は誰かに相談や話をすることが苦手と聞いて、周りや知り合いにいたら話を聞くだけでもしてあげたいと思いました。」
加藤様、貴重なお話をありがとうございました。